6月5日の日記

2016年6月5日
前夜からうちに泊まったにも関わらず、あまり口きいてくれないし、付き合うのやめとこうかなぁ来て欲しくないかなぁと思いながら、そう言ったら、投げやりな感じで来たいんでしょ!と、ひねくれた言い方してくるので、ホントは来て欲しいのかなぁと判断してPET CT撮影に、北新横浜のゆうあいクリニックに付き合う。
ナーバスになってるのもあるんだろうけど、感じ悪いまま呼ばれて行ってしまった。
待合室で2時間強待つ。
出てきたら、割とご機嫌で腹減ったばかり言っている。
駅のエスカレーターで、来てくれて有難う。と抱き締められる。
まあ、いいのか。

結果は明日分かるのか?
明日になれば変化してるだろうと結果なんて見なくても断言出来るくらい、触知出来るものは大きくなってたり、数が増えていたり、昨日なかったような場所に膨らみが何個もある。

抗がん剤の効きやすい癌だからと診断当初は安堵していたけれど、この進行速度、怖い。
それを医師に直接伝えられない立場の自分が辛い。
本人に伝えるよう言いたいけど、微妙。

この人死んじゃうのかな?
そう思うと、不安で少しでも長く触れていたくて、しがみついたり抱きしめたりしてしまう。
本人は能天気に、そんなに俺のこと大好き~?とニヤニヤしてるけど、それが憎たらしいやら、なんとも言えない。

ぶっちゃけ、そこまで好きだとかよくわからないまま、こんなことになってしまい、いい気になってるヤツのこと、どうしていいんだかわからんのよ。
なんでこのタイミングなんだろーなー。

もっと夫婦みたいにがっしりした絆のカップルになってからなら良かったけど、今回のあのくらいのことであんな態度をとられるなんて、抗がん剤始まったら、副作用で体調み悪くなるしもっとナーバスになるだろうし、当たり散らされる覚悟はしてるけど、半分、元々付き合ってると公言するのビミョーと思ってたくらいの気持ちの関係だったのに、我慢しなきゃならないこと、医療者として理論的倫理的にわかっているけど、恋人としてはビミョーという感が拭えない。
そんな風に思っちゃダメなの分かってるけど。。。

けれど、わかってない上にわかる気もない、事前に覚悟はしときたくないヤツだから、私が突き放して別れるとかしたら、辛い治療に嫌気がさして、先のこと考えずにバックレて中断して死んでしまいそうだし、そしたら後味悪すぎるし、やっぱ、どんなに当たり散らされても私が耐えて宥めるしかないのかなぁ。
なんか理不尽だけど。

そんな風に思ってたけど、夜はご飯作ってくれたし、憎まれ口叩きながらも、まぁ、私に頼りたいのかなぁとも思うし、彼が緩解するまでサポートするか~。

ただただ死なないで欲しい。

なんで逆じゃないんだろ?

でも逆だったら、ヤツは他人事で大して興味持ってくれない挙げ句、抗がん剤1クール終わり前で怖くなって私を捨てちゃうんだろーなw

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